2024 年 10 月 19 日、千葉で自民党候補を応援して選挙演説を行う日本の石破茂首相 (上 C)。
山崎裕一 | AFP |ゲッティイメージズ
日本の自民党は議会の過半数を失う見通しであり、地元ニュースによる分析や出口調査では、連立パートナーを下回る可能性すらあることが示唆されている。
日曜日の現地時間午後8時に投票が締め切られる中、日本の公共放送であるNHKの意思決定デスクは接戦を予想した。自民党は単独で過半数に達することはできないと予想し、連立相手の公明党と合わせて174〜254議席を獲得する可能性があると付け加えた。総議席465議席を有する日本の下院で政権を獲得するには、政党または連立連合の議席が233議席の基準に達する必要がある。
日経アジアはまた、「有権者の出口調査など」に基づいて、自民党が下院で過半数を失う危険があると予測した。立憲民主党(CDP)と国民民主党(DPP)はいずれも議席を獲得すると予想されていると日経アジアは付け加えた。
日本の有権者は日曜日、与党自民党の議会支配を揺るがすことが予想される選挙で投票所に向かった。最終結果が予想と一致すれば、自民党が過半数を割り込むのは2009年以来初めてとなる。
石破茂氏は10月1日に岸田文雄氏の後任として首相に就任し、党内総選挙でライバルの高市早苗氏に勝利した後、9月30日の総選挙を要求した。
自民党の選挙戦は、党内を分裂させた汚職スキャンダルだけでなく、インフレに対する懸念にも悩まされてきた。
石破氏は、日本の田舎が広範な人口動態危機と高齢化に苦しんでいる中、生活費の上昇に苦しむ家計の負担を軽減すると誓い、地方の活性化を促進する意向を示した。裏金問題が発覚すると、岸田氏は閣僚4人や党幹部らを更迭した。