公開された映像には、ゴミ収集車の後部にあるリチウム電池によって引き起こされた火災が捉えられており、4番目の火災は今月、同じシドニー市議会区域で不適切に処理された廃棄物から発生した。
ゴミ収集車は10月2日、ラケンバの集合住宅のリサイクル箱に捨てられたバッテリーを拾った後、燃える荷物を積んでシドニーの南西部を数分間走行した。
トラックの保管庫内のカメラには、トラックが住宅街に沿って最大60キロの速度で7分間走行するにつれて火災の勢いが増していく様子が映っていた。
トラックが行き止まりに到着する前に、トラックから煙が立ち上っていて、そこに飲み込まれた荷物が捨てられているのが見られる。
ニューサウスウェールズ州消防救助隊の広報担当者は、充電式バッテリーが熱暴走を起こした火災を消火するため、パンチボウル・ロードのパリー・パークに隊員が派遣されたことを認めた。
カンタベリー・バンクスタウン市長のビラル・エル・ハイエク氏は、運転手が負傷を免れたのは幸運だったと述べた。
「電池やその他の有害な化学物質をゴミ箱に捨てても、次の緊急事態を煽るだけであり、地域社会とドライバーを危険にさらすことになる」と同氏は述べた。
「誰かが傷つくのは見たくない。」
同市議会によると、別の事件では、ガスシリンダーが家庭廃棄物用の赤いゴミ箱に投げ込まれた後、別の運転手が九死に一生を得て逃走したという。
運転手が爆発音を聞いて、くすぶっていた大量のゴミを捨てることができたときに初めて発見された。
別の例では、可燃性液体で満たされた金属製の容器が入ったゴミ箱をゴミ収集車が空にした後に火災が発生した。
運転手はすぐに荷物を降ろした。
カンタベリー・バンクスタウン市議会は、この情報が地域社会で化学物質や電化製品を安全に処分するのに役立つことを期待して、危険物が出たと思われる街路にパンフレットを配布していると述べた。